8月22日のスケブコインの動向、0.32円付近で推移
2023.08.22
8月22日13時時点のスケブコイン(Skeb)の価格は0.32円台で推移している。
週明け21日の米国株式市場のダウ平均は25.83ドル高(-0.11%)と小反落。値ごろ感からの買いが先行したが、ジャクソンホール会合を控えて金利が上昇するとダウ平均は下落に転じた。一方、ハイテク株は好決算を期待されたエヌビディアの上昇が全体をけん引。また、押し目買いが優勢で相場全体を支援した。ナスダック総合指数は大幅反発、まちまちとなった米株市場を横目に、日経平均は226.96円高からスタートすると半導体を中心に買いが先行するなか一時31906.10円(340.46円高)まで上昇した。ただ、心理的な節目を前に戻り一服となると、高く寄り付いた香港ハンセン指数が失速するに伴い、日経平均も伸び悩み、高値から上げ幅を200円超縮める場面もあった。
暗号資産市場全体の時価総額は1兆505億ドル(Coin Market Cap)と前日から減少している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度最高値を更新する一方で、主要取引所の出来高は増加している(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると49.1%で推移している。
2023年の1月末から2月初めには0.8円台まで上昇する動きを見せていたが、2月末からは大きく値を崩して0.3円まで下落、その後も軟調推移を継続して5月からは0.2円を割って0.14円台で推移した。さらに、6月に入ると暗号資産市場の急落を受けて0.08円まで下落。ただ、6月末からは買い戻しが広がり、7月1日には一時0.38円まで急騰し、8月に入って再度一時的な買いが集まり0.40円を超える水準まで上げ幅を広げた。直近では利食い売りが広がり0.3円台で推移、本日は0.32円付近で推移している。
海外プラットフォーマーによる表現の規制が問題となっている昨今、2021年2月には、大手クレジット会社から複数の出版社に対して、特定の表現がある場合クレジット決済が取り扱えなくなる旨の通知があった事実が発覚した。こうした中、新たな決済手段としてブロックチェーンに注目したのがSkeb Coinである。既存のSNS上でクリエイターへ投げ銭が可能となる新サービスでの利用やZaif Paymentでの決済可能資産にSkeb Coinを追加するなど、Skebをはじめとした国内のECサイトでの決済に利用できるユーティリティトークンとして活用される予定。2022年8月、Skeb CoinはIDOプラットフォーム「DAO Maker」でIDOを実施し、約4,100万円を調達するとともにSkeb Coinをローンチした。