8月9日のコスプレトークンの動向、3.1円台で推移、ホワイトペーパーをアップデート
2023.08.09
8月9日11時時点のコスプレトークン(COT)の価格は3.1円台(Zaif)で推移している。
暗号資産市場全体の時価総額は1兆1819億ドル(Coin Market Cap)と前日から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は右肩上がりで推移する一方で、主要取引所の出来高は減少傾向が一服している(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると50.7%で推移している。
2023年に入って小幅な値動きでの横ばい推移が継続していたCOTは、5月にかけてじりじりと下げ幅を広げる展開となり一時1.7円台で横ばい推移を継続。その後は1.9円台でもみ合い展開となっていたが、6月末にかけて買い戻しが広がり7月に入って3.09円まで回復した。7月27日にコスプレトークン(COT)のホワイトペーパーアップデートを発表した後、8月1日には3.5円まで上昇した。その後は利食い売り優勢となり上げ幅を縮小、本日は始値3.1円でスタートして軟調な展開となっている。
ホワイトペーパーでは、通貨の利用者と流通量の拡充を実現させるためにコスプレやAIを利用したデジタル上での変身を楽しむ人を増やし、安定したサイクルを構築する「エコシステム1.0」を2024年中に完成させることを目指すという。具体的には、AIを活用した新たなコスプレの形の模索やNFTの市場への参入(コスプレイヤーが自分の写真を美術作品として販売可能に)、実店舗でCOTを使った支払いができる「COT Pay」を通じた利用促進などを実施予定となっている。
コスプレトークンは、株式会社キュアによって発行されたプロジェクトおよび仮想通貨で、2018年に登場した。コスプレ専門のSNSサービス「Curecos」で使用できるERC-20規格のトークン。Curecosは国内外の人気、有名コスプレイヤーを含む全世界180ヶ国100万人が登録するコスプレフォトシェアリングサイト「World Cosplay」が前身で、コスプレイヤーとファンを繋ぎ、コスプレイヤーの収益増加と市場流動性増加を同時に実現するNFTを活用したコスプレ経済圏を構築している。