12月中旬までのフィスココインの動向、30日MA回復を見極めたいところか

2022.11.17

11月17日10時30分時点のフィスココインの価格は250円水準(Zaif)で推移している。

大手暗号資産交換業者FTX破綻を受けて、暗号資産市場は大混乱している。暗号資産全体の時価総額は8200億ドルと1兆ドルを大きく割り込んでいる(Coin Market Cap)。米FOMCでの利率の引き上げ幅を見極めたいとするムードも強まっており、暗号資産を積極的に売買する動きは限定的。FTX破綻の影響がどこまで拡大するのかなど不透明感が強いことから、投資家が疑心暗鬼となっているようだ。

6月末から7月上旬にかけて動意付いたフィスココインも、こうした外部環境が大きく影響して値を崩している。ただ、11月15日に220.2204円(Zaif)につけた後は、下影(下ヒゲ)を残し下げ渋っている。30日移動平均線(MA)を早いタイミングで回復できれば、反発の地合いが強まる可能性はあろう。30日MA回復なるかを今後注目していきたい。

※チャートはFSCC/JPYの日足、30日MA、50日MA、100日MA

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