Skeb Coin、8日に海外暗号資産取引所OKXに上場
2022.09.07
クリエイターコミッションサービス「Skeb(スケブ)」運営の株式会社スケブ発行の暗号資産「Skeb Coin(SKEB)」が、9月8日に海外暗号資産交換所OKX(オーケーエックス)に上場する。OKXは出来高世界2位の大手暗号資産交換所である。
USDTとの現物取引ペアで、日本時間では9月8日17時に取引が開始される予定としており、9月9日より出金が可能となるようだ。Skebでは9月末に支払方法に「銀行振込」「コンビニ払い」「暗号資産決済」が導入されるという。
Skebでは、国内外から日本のクリエイターに対して、イラストや音声、映像等を有償でリクエストできる。100以上の言語に対応した自動翻訳機能と越境決済機能によって、海外からの利用者が約30%となっている。手数料が業界最安値の6.8%からとなっており、最短即日入金の報酬サイクルが特徴。同社によると、現在の登録者数は約210万人で、クリエイター登録者数は約11万人、月間取引高4億円以上と、2022年6月現在で国内最大級のコミッションサービスとなっている。
Skeb Coinは、既存のSNS上でクリエイターへ投げ銭が可能となる新サービス(現在開発中)での利用や、Zaif Paymentでの決済可能資産にSkeb Coinを追加するなど、Skebをはじめとした国内のECサイトでの決済に利用できるユーティリティトークンとして発行される。
スケブ社は今年6月に暗号資産交換所Zaifで、SKEB Coinの9月IEO実施にむけ検討を進めていることを発表していた。その後、国内上場審査よりも先にDEX(分散型取引所)の「DAO Maker」の審査が先行して通過したことを明かし、Skeb Coinのオファリング方式をZaifのIEOから「DAO Maker」でのIDOへと方針を変更した。スケブ社は「Skeb」ユーザーの30%以上が海外からの利用であることを踏まえて、Zaifと並行して海外の複数暗号資産取引所でのSkeb Coin上場準備を進めていた。8月29日にIDOが実施され、295,000ドルの調達が完了している。
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