6月30日のビットコインの動向、引き続き様子見姿勢が強い地合いか

2022.06.30

6月30日10時00分時点のビットコインの価格は2,750,000円水準(Zaif)で推移している。19日の年初来安値2,401,430円(Zaif)をつけた後は下げ止まっているが、心理的な水準とみられる3,000,000円を前に反発は一服。6月下旬以降、出来高も減少しており参加者は少ない様子だ。

10日移動平均線が2,826,226円で位置しており、足元この水準を割り込んでいる。100日移動平均線は、右肩下がりであるが、4,331,009円とはるか上の水準である。大手暗号資産融資企業セルシウス・ネットワークが米連邦破産法11条(チャプターイレブン)を申請するのではないかとのニュースが伝わっており、暗号資産関連企業に対する信用収縮はまだ解消されていない様子。

引き続き、不透明感が解消されない状況下、積極的な売買は手控えられよう。年初来安値2,401,430円と、心理的な節目と見られている3,000,000円でのレンジ相場となりそうだ。

※チャートはBTC/JPYの日足と10日移動平均線、100日移動平均線

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