Polygon Labs、グーグルクラウドと複数年の契約で戦略的提携

2023.04.28

Polygon Labsは27日、グーグルクラウドと複数年の契約で戦略的提携を行うと発表した。

Polygon PoS、Polygon Supernet、Polygon zkEVMなどのコアPolygonプロトコルの普及を促進するために提携を行うようだ。Google CloudがPolygonプロトコルの戦略的クラウドプロバイダーになり、両社で協力して開発者がポリゴン上でプロダクトやdApps(分散型アプリケーション)を構築・発展しやすくなるような取り組みを行っていく。

Google Cloud は、完全に管理されたノードホスティングサービスであるBlockchain Node EngineをPolygonエコシステムに導入し、クラウドサービスをさらに多様化する。ポリゴンのサポートが利用可能になると、Blockchain Node Engineを使用する開発者はノードの構成や実効が容易になるという。また、zkEVMについても、グーグルクラウド上でPolygon zkEVMのテストを行ったところ、トランザクションを大幅により速く、より安価に行えたと説明している。

Polygonは、インフラ開発をサポートし、Ethereumのスケールを支援するためのプラットフォームである。そのコアコンポーネントはモジュール式の柔軟なフレームワーク(Polygon SDK)で、Plasma、Optimistic Rollups、zkRollups、ValidiumなどのLayer-2インフラやプロジェクトの主力製品であるMatic POS(プルーフオブステイク)などのスタンドアロンサイドチェーンの構築と接続が可能である。イーサリアムが単一のソリューションから単独でスケールしない可能性があることを踏まえ、現在90以上のアプリケーションをホストしているMatic POSサイドチェーンとPlasmaベースの決済システムに加え、ロールアップとValidiumのサポートを追加する予定である。

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