Murasaki B.V、シードラウンドで2億円を調達

2022.08.15

ブロックチェーン上でGameFi*を構築するゲームスタジオMurasaki B.V.は15日、シードラウンドで2億円を調達してファーストクローズしたことを明らかにした。

今回のラウンドは第三者割当増資形式で実施され、Incubate Fundをリードインベスターとして、Skyland Ventures・Mintの3社にて総額2億円(150万ユーロ)の出資を実行した。今回の調達資金は、Murasaki B.V.のファーストタイトルであるCyberstella及びセカンドタイトルの開発、2023年1月に発行予定のガバナンストークンSTLの価値創出に向けた組織作りに当てていくようだ。今後は、国内外のベンチャーキャピタルや機関投資家からトークンによる追加調達を行い、2022年末に本ラウンドを完了する予定だという。

Murasaki B.V.は、オランダを拠点にヨーロッパ・アジアのビジネスチームと、日本のゲーム開発・クリエイターチームによって構成されたゲームスタジオである。現在はブロックチェーンゲーム「Cyberstella」の開発を行っている。Cyberstellaはゲームプレイのみならず、独自の世界観の中でプレイヤー・コミュニティメンバーがゲーム外でも楽しめる施策を展開していくという。第一弾として、10月末のNFT(非代替性トークン)プレセールに先駆けて短編漫画をリリースするようだ。

同社の今後のロードマップは、2022第3四半期に Cyberstellaオリジナル漫画シリーズ公開、第4四半期にNFTプレセール、2023年第1四半期にガバナンストークンSTLの販売及びCyberstella β版の公開を予定している。

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