「マスク氏率いるテスラ社、保有BTCは売却せず」
2021.08.13
2021年8月13日 15:40 JST 時点
7月27日、イーロン・マスク氏が率いる米テスラ社が2021年4₋6月期の決算を発表した。市場予測を上回るなど好調な決算内容で、純利益は過去最高となる11億ドルと1-3月期の2倍以上の着地となった。
決算以上に注目されていたのは、同社が保有している暗号資産の状況である。同社は2月に15億ドル分のビットコインを保有していた一方、1₋3月期に1割ほどを売却していた。4₋6月期決算では、保有していた13億ドル分のビットコインは評価減を計上したものの、売却は一切行っていなかったことが確認された。
マスクCEOは、5月に、環境問題を背景に「テスラ車の購入でビットコインを使用した支払いの受付を停止した」とツイートして話題となった。一方、6月には、暗号資産の採掘に使用される電力の50%が再生可能エネルギーになった時点で、ビットコインによる支払い受付を再開する可能性が高いとツイートするなど相変わらず話題性は豊富である。
ビットコインが2か月ぶりに500万円台を回復しているなか、暗号資産への影響度が高いマスク氏のコメントが引き続き注目されそうだ。
参照先:
テスラ4₋6月期決算
https://tesla-cdn.thron.com/static/ZBOUYO_TSLA_Q2_2021_Update_DJCVNJ.pdf?xseo=&response-content-disposition=inline%3Bfilename%3D%22q2_2021.pdf%22
Twitterコメント
https://twitter.com/elonmusk/status/1392602041025843203
https://twitter.com/elonmusk/status/1404132183254523905
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