米大手仮想通貨取引所コインベースが日本市場へ参入

2021.08.19

2021年8月19日 12:46 JST 時点

Coinbase Global, Inc.の日本法人であるCoinbase株式会社は19日、世界最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所「Coinbase(コインベース)」をローンチすることを発表した。

日本市場参入にあたり、世界基準のセキュリティやコンプライアンス基盤に加え、日本最大級の口座保有数を誇る三菱UFJ銀行が決済パートナーとなる。三菱UFJ銀行の口座を持っている顧客から、インターネットバンキングを通して入出金が可能となる。5つの主要暗号資産BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、LTC(ライトコイン)、BCH(ビットコインキャッシュ)、XLM(ステラー)を売買することができ、今後さらに取り扱い資産を増やしていくようだ。

一部報道によると、同日に開かれた記者向けの発表会で、コインベース株式会社の北澤直社長は「暗号資産取引のグローバルスタンダードになる」と強調したようだ。今後は、トレーダーや機関投資家向けのサービスなどを展開し、ビジネスを拡大していく方針で、初級者だけではなく、上級者にも利用してもらえるように日本で最も安心安全な暗号資産取引所を目指すという。

Coinbase Globalは、2012年にアメリカ・サンフランシスコで創業以来、世界各国でサービス展開を広げており、現在100カ国以上で暗号資産の購入、売却、管理を行うことができる暗号資産取引所を展開している。2021年4月14日にはナスダック市場に直接上場した。国内の規制基準に準拠することはもちろん、創業以来、一度のハッキングもない万全なセキュリティ体制が構築されている。

日本は世界的にも暗号資産の取引量が多い国で、国内には多くの暗号資産取引所がある。北澤社長は、他社を競合関係ではなく、市場を共に広げていきたいとしつつも、グローバルで提供しているサービスを日本でも展開できる可能性を探っていきたいと述べたようだ。

======
※本ページにおいてお客様に提供される情報は、株式会社フィスコ(以下「本情報提供者」)が収集・作成等したものです。

※当サイトにおいてお客様に提供されるニュース、データ及びその他の情報は、一般的な情報提供を目的に作成されたものであり、暗号資産取引の推奨やアドバイス、暗号資産取引の勧誘を目的としたものではありません。暗号資産取引に関する意思決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。

※当サイトの情報の利用によって生じうるいかなる損害について、当社及び本情報提供者は一切の責任を負いません。

※当サイトは当社が信頼できると判断した情報を元に提供・作成しておりますが、その正確性、適切性、真実性、信頼性、有用性または完全性について、当社又は本情報提供者が保証するものではありません。

※当サイトの提供している情報は、過去の実績または作成時点での分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況、成果を示唆・保証するものではありません。

※当サイトに関する著作権、知的所有権、その他一切の権利は、当社または本情報提供者その他の権利者に帰属します。お客様は、本資料に表示されている情報をお客様自身のためにのみ利用するものとし、第三者への提供、再配信、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。

※当サイトに掲載された情報は、予告なしに内容が変更または廃止されることがあり、また当社は更新する義務を負いません。

※当サイトではお客様の利便性を目的として他の外部サイトへのリンク(参照先URL等を含み、以下「外部サイト」)を表示する場合があります。お客様が当サイトまたは当サイトからリンクされた外部サイトで行った行動について、当社は一切の責任を負いません。お客様が外部サイトの利用を行う際は、当該外部サイトが定める各規約に従ってください。
======

筆者一覧

 
人気の記事

最近の記事

SNSでシェアする

タグ一覧

ピックアップ