ウォレット事業を手掛けるデジポケが自己破産、負債総額は約101億円

2021.09.10

2021年9月8 日 19 :00 JST 時点

9月8日、暗号資産ウォレット事業を手掛ける株式会社デジポケが破産手続きを開始したと報じられている。同社は、2021年6月22日に、東京地裁へ自己破産を申請しており、同年8月27日に破産手続き開始決定を受けたとのこと。負債総額は約101億円で、破産管財人は粟田口太郎弁護士(アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業)となっている。

同社は、2016年5月に暗号資産交換業を目的に設立し、会員向けに暗号資産のウォレット事業(預かりサービス)を手がけていたが、2017年4月の改正資金決済法の施行により、同年9月30日をもって暗号資産交換業を廃止していた。

しかし、2019年5月に再び資金決済法が改正されたことによって、暗号資産の預かりサービスにおいても、国の登録が必要となったが、取得のメドが立たないなか、預かり金の返還ができなくなったほか、ハッキングや誤送信もあった可能性があるとのことだ。

なお、2021年8月31日現在、31事業者が暗号資産交換業者として登録されており、扱っている暗号資産の種類なども金融庁のHP上に掲載されている。暗号資産に関心を持ち何か始めてみようという方は、まずは金融庁のHPで登録されている業者がどこなのかを確認してからをお奨めしたい。

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商号        :株式会社Zaif

暗号資産交換業   :近畿財務局長第00001号

第一種金融商品取引業:(令和元年法律第 28 号附則第 10 条第 1 項に基づくみなし金融商品取引業者)

加入協会      :一般社団法人日本暗号資産取引業協会(認定資金決済事業者協会及び認定金融商品取引           業協会)

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