米証券インタラクティブブローカーズ、暗号資産サービスを開始

2021年9月15日 12:00 JST 時点

米ナスダック上場の大手証券会社Interactive Brokers（インタラクティブブローカーズ）が、9月13日、顧客（米国居住者限定）に暗号資産の取引および保管サービスを提供することを発表した。同社は発表のなかで、暗号資産仲介サービスなどを手掛ける米企業のPAXOSと連携するとしている。

同社が行うサービスの対象通貨は、ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュの4種類。同社のプラットフォーム上でPAXOSと行う暗号資産取引の手数料は、取引額の0.12%〜0.18%と同業他社比では低く設定しており、追加のスプレッドやカストディ手数料は取らないとしている。

この連携によって、同社の利用者は、4種類の暗号資産に加えて、株式、オプション、先物、債券、投資信託、上場投資信託（ETF）を一つの画面から取引ができるようになる。同社は、今後、ファイナンシャルアドバイザーや米国以外の利用者に対しても、暗号資産取引サービスを開始する予定とも発表している。

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