大手暗号資産交換所FTX、4.2億ドルを調達で評価額は250億ドルに

2021.10.22

2021年10月22日 13:00 JST 時点

大手暗号資産交換所のFTXが、約4億2000万ドル(約478億円)を調達したことが明らかになった。

公式の発表によると、「シリーズB-1」となる今回の調達ラウンドで、FTXの評価額は250億ドルとなった。このラウンドには、カナダオンタリオ州教師年金基金、Sequoia Capital、ブラックロックが運用するファンドを含む69の投資家が参加したようだ。

FTXのCEOであるSam Bankman-Fried氏は「私たちは世界中の規制当局と定期的に連携し、暗号資産投資家向けのサービスを強化する機会を常に模索している。今回のラウンドでは、FTXを世界で最も透明性が高く、コンプライアンスに優れた暗号資産交換所として位置づけることを優先する投資家と提携することができた。」と述べた。

また、「今回の追加資本と投資家グループによって、株式、予測市場、NFT(非代替性トークン)、ビデオゲームとの提携など、隣接する他の市場機会にも対応していく。」とFTXのプロダクト責任者であるRamnik Arora氏は述べた。ユーザーに満足してもらえるサービスを提供しながら、事業の成長と規制範囲の拡大を目的とした戦略的な投資を行っていくようだ。

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