メルコイン、暗号資産交換業者としての登録完了を発表

2022.06.20

株式会社メルコインは17日、資金決済に関する法律に基づく暗号資産交換業者としての登録を完了したことを明らかにした。

今回の登録完了により、2023年度中を目処に「メルカリ」の売上金やポイント、「メルペイ」の残高を使ってビットコインの取引ができる機能の提供等を開始するという。また、今後「メルペイ」における決済・送金・与信機能の提供に留まらず、暗号資産の購入や資産運用機能の提供等、より利便性の高い金融サービスを利用できる環境づくりを目指していくようだ。取り扱う暗号資産は、ビットコイン(BTC)のみとなっている。

メルコインは、暗号資産やブロックチェーンに関するサービスの企画・開発を行うことを目的に東証プライム市場に上場しているメルカリの子会社として2021年4月28日に設立された。同社は既に、プロ野球パシフィック・リーグ6球団が出資するパシフィックリーグマーケティング(PLM)と共同でNFT(非代替性トークン)事業を開始している。

国内では、各交換所に新規に上場する銘柄が増加したり、今年中にIEOの実施を検討している暗号資産交換所も増加していたり、暗号資産関連事業を展開している企業の動きが活発化している。暗号資産交換所「Zaif」を運営する株式会社カイカエクスチェンジは10日、第一種金融商品取引業者として登録されたことを明らかにしている。

日本暗号資産取引業協会(JVCEA)は今年3月に、3社以上の会員企業による取り扱いなど一定の条件を満たした暗号資産については、事前審査なしで取り扱いを可能にする「グリーンリスト」制度の導入を発表した。今月8日には、暗号資産交換業者が新たな暗号資産を取り扱う際の事前審査の撤廃に向けて検討を始めたことがブルームバーグで報じられている。撤廃の適否について年内に結論を出すことを目指しているようで、市況は悪化している中ではあるが引き続き国内の暗号資産関連の動向には注目していきたい。

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商号      :株式会社カイカエクスチェンジ

登録番号         :近畿財務局長 第00001号(暗号資産交換業)

        :近畿財務局長(金商)第422号(第一種金融商品取引業)

加入協会    :一般社団法人日本暗号資産取引業協会

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