Christie’s、投資ファンド「Christie’s Ventures」を立ち上げ

2022.07.19

美術品と高級品のビジネスを行うChristie’sは18日、美術品市場に関連するソリューションを創造する新興テクノロジーおよびフィンテック企業に、資金と専門家のサポートを提供する新しい投資ファンド「Christie’s Ventures」を立ち上げたと発表した。

同ファンドは、Web3.0イノベーション、アート関連の金融商品とソリューション、アートのシームレスな消費を可能にする技術、の3つに重点を置くという。最初の投資先企業は、クロスチェーンの相互運用を行うLayerZero Labsとなった。LayerZero Labsは、イーサリアム、ポリゴン、アバランチ、Optimism、などのEVM互換性を持つブロックチェーンを繋げ、顧客がブロックチェーン間で資産を移動させる際の摩擦を軽減させることを目指している。

Christie’sの最高執行責任者であるBen Gore氏は同ファンドの立ち上げについて、「美術品市場のグローバルリーダーであるChristie’sには、イノベーションを進め、顧客の体験を深めるインセンティブと責任の両方がある。テクノロジーと金融商品の融合は、ますます関連性が高まり、普及しているため、今後のビジネスチャンスを強く信じている。」と述べた。また、Christie’s VenturesのGlobal Headに任命されたDevang Thakkar氏は、「私たちは、真のビジネス課題を解決し、顧客体験を向上させ、美術品市場全体を成長させる製品とサービスに焦点を当てる。」と述べている。

Christie’sは、ライブオークション、オンラインオークション、プライベートセールにおいて高い評価を得ている。また、美術品鑑定、アートファイナンス、国際不動産、教育などのグローバルなサービスも提供している。46カ国に拠点を持ち、ニューヨーク、ロンドン、香港、パリ、ジュネーブに主要な国際販売拠点を置いており、中国本土(上海)での販売を許可されている唯一の国際的なオークションハウスである。最近では、NFT(非代替性トークン)オークションを実施した実績があり、支払い手段として暗号資産の受け入れも行っているという。

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