ゲーム特化型ブロックチェーンOasys、tofuNFTと戦略的パートナーシップ締結

日本発ゲーム特化型ブロックチェーンOasysは5日、ブロックチェーンゲーム（BCG）プロジェクトに注力している最大級のマルチチェーンNFTマーケットプレイスであるtofuNFTと戦略的パートナーシップを締結したと発表した。

Oasysブロックチェーンは、パブリックチェーンのLayer1と「Verse(バース)」と呼ばれる複数のLayer2の二層構造で構成されており、個々のゲームはVerse上で展開されている。今回、戦略的パートナーシップの一環として、tofuNFTは今後構築されるものも含めてOasys上のすべてのVerseに対応する予定となっている。

すべてのVerseが一つのNFTマーケットプレイスに対応することで、ユーザーはよりシームレスにNFTを取引することができるようになるようだ。また、BCGを中心に世界最大の対応チェーン数を誇るtofuNFTに対応することで、OasysからtofuNFTのエコシステムへのアクセスが容易になり、BCGのエコシステムの更なる拡張が期待されるという。

Oasysは2022年2月に発足を発表し、ゲームに最適化された独自のチェーン構造を持っている。取引速度やユーザー負担の手数料といった現状のBCGの課題を解決し、ユーザーに快適なゲームプレイ体験を提供することを目指している。コンセンサスアルゴリズムは環境面にも配慮したPoS方式を採用している。

直近では、10月に予定しているメインネットローンチに向けて、MetaMaskを開発するConsenSysとパートナーシップを締結、GREEやスクエニ、Ubisoftなど21の企業が初期バリデータとしてOasysチェーンの運用を担うなど、ゲームおよびWeb3領域の有力企業と連携を強化している。2022年7月には、Republic Capitalが主導するラウンドにて約25億円の調達を完了、同ラウンドにはJump Crypto、Crypto.com、Huobi、Kucoin、bitbank、といった有力企業も参加している。今後も、業界の重要なプレーヤーとともにBCGのUX向上とマスアダプションに引き続き注力していくようだ。

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