12月12日のビットコインの動向、積極的に手掛けにくい展開

12月12日17時時点のビットコインの価格は2,310,000円水準（Zaif）で推移している。

12月9日のNY市場は軟調な展開。NYダウは305.02ドル安（-0.90%）と反落。11月生産者物価指数（PPI）が予想を上回ったため来年の利下げ観測が後退。12月ミシガン大1年期待インフレ率が予想外に低下したため主要株式指数は一時プラス圏を回復も、長期金利の上昇を警戒した売りに押された。13日に発表される生産者物価指数（CPI）への警戒感も強まり、下げ幅を拡大し終了。ナスダック総合指数は反落。

暗号資産市場全体の時価総額は8,500億ドル（Coin Market Cap）と目立った動きは観測されていない。FTXの破綻以降、暗号資産の売買は盛り上がりに欠けており、市場参加者は減少傾向にある。9.10日の休日のビットコイン価格は、小幅なレンジでの推移で動意の乏しい展開となった。

本日のビットコインは、陰線を形成して234万円から231万円まで下落している。13日に米11月消費者物価指数（CPI）、14日に米連邦公開市場委員会（FOMC）の結果公表とパウエル米連邦準備制度理事会（FRB）議長の記者会見などとイベントを控えるなか、警戒感が広がっている。これらのイベントを通過するまでは、積極的な売買は手控えておいたほうが無難と想定する。

※チャートはBTC/JPYの日足、25日MA、50日MA、100日MA

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