1月24日のビットコインの動向、300万円付近で上値の重い展開続く
2023.01.24
1月24日10時時点のビットコインの価格は2,990,000円水準(Zaif)で推移している。
週明け23日の米株式市場のダウ平均は254.07ドル高(+0.76%)と続伸。企業決算の本格化を前に警戒感からダウ平均は寄り付き後、下落。しかし、中国経済の活動再開を期待し、世界経済への見通しが若干改善したことも背景に上昇に転じた。インフレピークアウトや利上げ減速に対する期待が強まりさらなる買い材料となると、相場を押し上げた。ハイテク株の買い戻しがさらに相場を支援し、ナスダック総合指数も大幅反発、主要株価指数が終日堅調に推移した米株市場を受けて、日経平均は前日比244.39円高の27150.43円と3日続伸でスタート。その後は、上値の重い展開が続いている。
コインベースは1.45%高、マイクロストラテジーは4.24%高、ビットコインマイニング企業アルゴ・ブロックチェーンは米ナスダックに再上場したことで高騰した。暗号資産市場全体の時価総額は1兆502億ドル(Coin Market Cap)と前日から横ばい推移。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)や取引所の出来高も前日からほぼ変わらず(Blockchain.com)。
本日のビットコインは、299万円台(Zaif)で推移。始値294万円台でスタート、その後は買いが広がり高値302万円まで値を上げて節目の300万円を再度突破した。ただ、300万円を明確に上抜けることはできず、300万円付近でのもみ合い展開が続いている。テクニカル面では、25日線が100日線との乖離をさらに縮小しており、ゴールデンクロス形成を狙っている状況が続いている。引き続き目先では、昨年6月から11月初旬にかけてBTC相場が形成したレンジの上限及び昨年8月高値の335万円台がチャートの節目としてターゲットとなっている。ただ、過熱感を示すRSI(相対力指数)は82と既に買われすぎの水準から横ばい推移が続いており、利益確定売りが広がる可能性があることも想定しておきたい。
本日24日にマイクロソフト、25日にテスラ、など今週からは米主力企業の決算を複数控えている。企業決算や経営陣の発言に加えて、引き続きFRB高官の発言、地政学リスクの動向などには注目しておきたい。
※チャートはBTC/JPYの日足、25日MA、100日MA、200日MA
======
※当サイトにおいてお客様に提供されるニュース、データ及びその他の情報(以下、当情報)は、一般的な情報提供を目的に作成されたものであり、暗号資産取引の推奨やアドバイス、勧誘を目的としたものではありません。暗号資産取引に関する意思決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。
※当情報を掲載しているページから、当情報を作成している法人(以下、当情報作成者)が運営するサイトに遷移します。
※当情報は、暗号資産に関する専門知識を有する当情報作成者が収集・作成していますが、その正確性や完全性について、当情報作成者及び当社が保証するものではありません。当情報の利用によって生じうるいかなる損害について、本情報作成者及び当社は一切の責任を負いません。
※当情報は、予告なしに内容が変更または廃止されることがあり、また当情報作成者及び当社は更新する義務を負いません。
※当情報は、お客様の利便性を目的として当情報作成者のサイト以外の外部サイトへのリンク(参照先URL等を含み、以下「外部サイト」)を表示する場合があります。お客様が当情報に基づいた行動について、当情報作成者及び当社は一切の責任を負いません。お客様が外部サイトの利用を行う際は、当該外部サイトが定める各規約に従ってください。
※当情報作成者によって提供されたいかなる見解または意見は、当情報作成者自身のその時点における見解や分析であって、当社の見解・分析ではありません。
※当情報の著作権は当情報作成者その他の権利者に帰属しますので、無断での当情報の転載・複製を固く禁じます。
【株式会社フィスコの概要】
会社名:株式会社フィスコ http://www.fisco.co.jp/
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2482 号
加入協会: 一般社団法人 日本投資顧問業協会
所在地:東京都港区南青山五丁目 13 番 3 号
設立日:1995 年 5 月 15 日
代表者:代表取締役社長 狩野 仁志
事業内容:金融機関、投資家、上場企業を支援する各種情報サービスの提供
======