7月5日のビットコインの動向、警戒ムードが強い地合いは継続か

2022.07.05

7月5日11時00分時点のビットコインの価格は2,750,000円水準(Zaif)で推移している。6月19日に年初来安値2,401,430円(Zaif)をつけた後は下げ止まっているが、心理的な水準とみられる3,000,000円を前に反発は一服。6月下旬以降、出来高は減少しており様子見姿勢は引き続き強い。

シンガポールの暗号資産ヘッジファンドThree Arrows capital(3AC)が、米国で破産申請(チャプター15)を出したことが伝わったほか、シンガポールの暗号資産レンディングサービス会社のVauldも資金引き出しを停止したとのことだ。

今のところ暗号資産価格に対する影響は限定的ではあるが、暗号資産関連企業への投資家の警戒感は強く、積極的な売買は手控えられている様子。

こうした懸念が払拭されない状況下、積極的な取引は引き続き手控えられよう。6月につけた年初来安値2,401,430円(Zaif)水準と心理的な節目である3,000,000円を挟んだもみ合い相場を想定する。

※チャートはBTC/JPYの日足

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