7月14日のビットコインの動向、米CPI発表は「悪材料出尽くし」か

2022.07.14

7月14日10時00分時点のビットコインの価格は2,800,000円水準(Zaif)で推移している。5日連続で陰線を並べていたが、6月の米消費者物価指数(CPI)発表後は、戻り基調を強めている。

日本時間7月13日21時30分に発表された6月の米CPIは、前年同月比+9.1%と市場予想(同+8.8%)を上回った。9%台の上昇率は1981年11月以来という歴史的な水準。この発表を受けて、7月末に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)にて、2会合連続の0.75%の利上げ実施は想定線と見られている。一部では、過去最高の利上げ幅となる1.00%との声も上がっており、金利上昇加速が嫌気されて、株式市場では米ダウ、ナスダックともに下落した。

ただ、米CPI発表後、ビットコインなど暗号資産は瞬間的に下落したが、その後は持ち直しており、今のところ前日比では陽線を残している。米CPIは、市場予想を上回る内容だったが、警戒感から5日連続で下落していたことから「悪材料出尽くし」との見方もできよう。

もっとも、5月以降から続いている暗号資産関連企業の信用収縮はまだ解消されていないことから、上昇は短期的な動きに留まりそうだ。戻り余地は、心理的な節目である3,000,000円水準と推測する。一方、失速した際は、30日移動平均線が位置する2,768,936円が意識されよう。

※チャートはBTC/JPYの日足と7日移動平均線、30日移動平均線

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