7月21日のビットコインの動向、需給面改善で反発継続か
2022.07.21
7月21日10時00分時点のビットコインの価格は3,200,000円水準(Zaif)で推移している。堅調な米国株高や、暗号資産関連企業への不透明感後退などが材料視されて、リバウンドが継続。
昨夜の米国株式市場では、米電気自動車大手テスラ社が保有していたビットコインを2022年第2四半期(4-6月期)で75%分売却していたことが判明した。米上場企業としては、マイクロン・テクノロジーズに次いで43,200ビットコイン保有(推測ベース)していた。
暗号資産の理解者とみられているテスラCEOのイーロン・マスク氏は、将来的にビットコインの保有量を増やすことに前向きとコメントしており、テスラ社が今後、再び買いに転じる可能性はある。少なくても、ビットコインの大口保有者だったテスラ社による売り需要が軽減したことは、需給面ではプラスと考えられよう。
ビットコインはじりじりとした反発が継続していることから、目先の戻り目途として、6月13日の急落前の水準や、100日移動平均線が位置している3,800,000円水準が意識されよう。一方、失速した際は、心理的な節目でもある3,000,000円辺りが下値目途と考える。
※チャートはBTC/JPYの日足と30日、100日移動平均線
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