9月30日のビットコインの動向、30日MAがサポートラインか

2022.09.30

9月30日10時00分時点のビットコインの価格は2,800,000円水準(Zaif)で推移している。

29日のNY市場は下落。NYダウ平均は458.13ドル安の29255.61ドル、ナスダックは314.13ポイント安の10737.51で取引を終了した。4−6月期価格指数確定値が1981年以来で最高となったほか、週次新規失業保険申請件数が予想外に減少したため大幅利上げを織り込む長期金利の上昇で、寄り付き後、下落。一部企業が売り上げに悲観的見通しを示したため景気後退懸念も再燃しさらなる売り圧力となり終日軟調に推移した。携帯端末のアップルの下落も相場を一段と押し下げ、引けにかけて一段安となった。

昨夜の米国株は大幅反落となったが、暗号資産市場全体の時価総額は0.94兆ドル(Coin Market Cap)と目立った動きは見られなかった。ここ数か月の暗号資産は、米国金利情勢を起因とした米国株の乱高下とほぼ同じ動きが目立っていたが、今週は、デカップリングのような価格動向が見られる。

ビットコインは、30日移動平均線(MA)が位置する2,800,000円台がサポートラインとして意識されている。一段安への警戒感は残っているが、引き続き30MA水準での横ばい推移を想定する。

※チャートはBTC/JPYの日足、30日MA、50日MA、100日MA

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