11月10日のビットコインの動向、FTXショックで厳しい地合い継続か

2022.11.10

11月10日10時00分時点のビットコインの価格は2,300,000円水準(Zaif)で推移している。

11月9日のNY市場は下落。ダウ平均は646.89ドル安の32513.94ドル、ナスダックは263.02ポイント安の10353.18で取引を終了した。中間選挙で下院での共和党勝利の勢いが期待された程ではなく依然不透明感が続き、景気減速への懸念も強まり失望感から売られ、寄り付き後、下落。さらに、10日に発表予定の10月消費者物価指数(CPI)を警戒した売りも強まり、終日軟調に推移した。引けにかけて主要暗号資産取引所の破綻リスク上昇で金融市場への影響を警戒した売りが加速し下げ幅を拡大。

大手暗号資産交換所のFTXを同じく大手暗号資産交換所のバイナンスが救済するというシナリオが1日にして崩壊したことから、暗号資産市場は総崩れとなっている。暗号資産全体の時価総額は、今年初となる8000億ドルを割り込む場面がみられた(Coin Market Cap)。11月8日時点では、1兆ドルあったことから、実に2000億ドルが吹き飛んだこととなる。

ビットコインは、円建て、ドル建てともに年初来安値を更新した。足元の暗号資産市場では、利用者が疑心暗鬼となる信用収縮が発生している。その中心であるFTXに進展が見られない限り、ビットコインの価格は戻らないと想定。積極的な売買を手控える地合いが続くと考える。

※チャートはBTC/JPYの日足、50日MA、100日MA、200日MA

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