11月15日のビットコインの動向、引き続き買い手控えの地合いか
2022.11.15
11月15日10時00分時点のビットコインの価格は2,350,000円水準(Zaif)で推移している。
11月14日のNY市場は下落。ダウ平均は211.16ドル安の33536,70ドル、ナスダックは127.11ポイント安の11196.22で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事のタカ派発言を受けた金利上昇を警戒し、寄り付き後、下落。その後、ブレイナード副議長が利上げ減速が間もなく適切となるとの見通しを示すと警戒感も緩和し、上昇に転じた。しかし、戻り高値からは長期金利上昇を嫌気した売り圧力が強く、終盤にかけ再び大きく下落し、終了。
大手暗号資産交換所FTXの破綻を受けて、暗号資産市場は引き続き売買手控えの地合いとなっている。暗号資産市場全体の時価総額は8400億ドル(Coin Market Cap)と一段の減少は回避できているが、短期的なリバウンド狙いの買いも入りにくい地合い。他の暗号資産関連企業への波及を見極めたいとするムードが強まっている。
ビットコインは、円建てで年初来安値を更新(11月14日、Zaif 2,208,515円)した後は下げ止まっている。「落ちるナイフ」を掴みにいく投資家も少なからずいるだろうが、積極的な売買は手控えておいたほうが無難と考える。
※チャートはBTC/JPYの日足、30日MA、50日MA、100日MA
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