12月27日のスケブコインの動向、0.24円で推移

2023.12.27

12月27日9時時点のスケブコイン(Skeb)の価格は0.24円付近で推移している。

連休明け26日の米国株式市場のダウ平均は159.36ドル高(+0.43%)と反落。原油価格の回復でエネルギーセクター中心に買われたほか、10月住宅価格指数も予想ほど伸びなかったものの依然プラス圏を維持し住宅市場の底堅さが確認され相場を支援した。また、根強い来年の利下げ期待を受けた買いや半導体インテルの上昇が相場を一段と押し上げ終日堅調に推移した。ナスダック総合指数も反発、主要株価指数がそろって上昇した米株市場を横目に、日経平均は上昇スタート。その後は堅調な展開となっている。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆6500億ドル(Coin Market Cap)と前日からやや減少している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は最高値を更新して上昇する一方で、主要取引所の出来高は低下基調にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると51.8%で推移している。

2023年の1月末から2月初めには0.8円台まで上昇する動きを見せていたが、2月末からは大きく値を崩して0.3円まで下落、その後も軟調な展開となり5月からは0.2円を割って0.14円台で推移した。さらに、6月に入ると暗号資産市場の急落を受けて0.08円まで下落した。6月末からは買い戻しが広がり8月には0.40円を超える水準まで上げ幅を広げた。ただ、10月以降は0.2円台で横ばい推移となっており、直近はビットコインやアルトコインの上昇と比較して上げ幅は限定的で、本日は0.24円台で推移している。

海外プラットフォーマーによる表現の規制が問題となっている昨今、2021年2月には、大手クレジット会社から複数の出版社に対して、特定の表現がある場合クレジット決済が取り扱えなくなる旨の通知があった事実が発覚した。こうした中、新たな決済手段としてブロックチェーンに注目したのがSkeb Coinである。既存のSNS上でクリエイターへ投げ銭が可能となる新サービスでの利用やZaif Paymentでの決済可能資産にSkeb Coinを追加するなど、Skebをはじめとした国内のECサイトでの決済に利用できるユーティリティトークンとして活用される予定。2022年8月、Skeb CoinはIDOプラットフォーム「DAO Maker」でIDOを実施し、約4,100万円を調達するとともにSkeb Coinをローンチした。

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