12月2日のビットコインの動向、年初来安値圏での小動きか

2022.12.02

12月2日10時00分時点のビットコインの価格は2,300,000円水準(Zaif)で推移している。

12月1日のNY市場はまちまち。ダウ平均は194.76ドル安の34395.01ドル、ナスダックは14.45ポイント高の11482.45で取引を終了した。11月ISM製造業景況指数がパンデミック以降で最低水準に落ち込んだため景気後退入りを懸念した売りに寄り付き後、下落。同時に、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ減速の思惑に長期金利がさらに低下したためハイテクが買い戻され、相場の下値を支えた。ダウは終日軟調も、ナスダック総合指数はプラス圏を維持し、まちまちで終了。

暗号資産市場全体の時価総額は8,500億ドル(Coin Market Cap)と目立った動きは観測されていない。FTX前CEOのサム・バンクマン・フリードが破綻後初めて公の場に現れたが、目立った発言は無かった。一方、国内では日本のFTX Japanは米国の破産法の対象外となるなど、少々明るい話も出始めている。

ビットコインは、年初来安値を更新(11月14日、Zaif 2,208,515円)した後は下げ止まっている。FTX、ブロックファイ破綻の影響を見極めたいとするムードは引き続き強く、積極的な売買は手控えておいたほうが無難と想定する。

※チャートはBTC/JPYの日足、30日MA、50日MA、100日MA

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