12月5日のビットコインの動向、年初来安値圏での小動き継続か

2022.12.05

12月5日10時00分時点のビットコインの価格は2,300,000円水準(Zaif)で推移している。

12月2日のNY市場はまちまち。ダウ平均は34.87ドル高の34429.88ドル、ナスダックは20.95ポイント安の11461.50で取引を終了した。11月雇用統計で雇用者数や賃金が想定以上の伸びとなり長期金利の上昇を警戒した売りに、寄り付き後、大幅下落。同時に、インフレや金利ピークの思惑も根強く、押し目からの買いに下げ止まった。さらに、別の世帯調査の結果では雇用が減少したことが明らかになり金利が伸び悩むと買い戻しが強まり終盤にかけて、ダウは上昇に転じた。ナスダック総合指数はプラス圏を保てず小幅安で終了。

暗号資産市場全体の時価総額は8,600億ドル(Coin Market Cap)と目立った動きは観測されていない。週末の暗号資産関連のニュースも目立った動きはなく、株式市場同様、静かな推移となっている。

ビットコインは、年初来安値を更新(11月14日、Zaif 2,208,515円)した後は下げ止まっている。FTXやブロックファイ破綻の影響を見極めたいとするムードは引き続き強く、積極的な売買は手控えておいたほうが無難と想定する。

※チャートはBTC/JPYの日足、30日MA、50日MA、100日MA

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