1月30日のアスターは27円付近で推移

2024.01.30

1月30日11時時点のアスター(Astar)の価格は27円付近で推移している。

週明け29日の米国株式市場のダウ平均は224.02ドル高(+0.59%)と続伸。今週開催予定の連邦公開市場委員会(FOMC)を控え調整色が強まったが、1月ダラス連銀製造業活動指数が予想を下回り長期金利の低下に連れ、堅調に推移した。終盤にかけ米財務省が四半期入札規模予想を予想外に引き下げると金利の一段の低下に連れ買いにさらに拍車がかかり、上げ幅を拡大した。ナスダックも大幅反発、主要株価指数がそろって上昇した米株市場を横目に、日経平均は堅調に推移している。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆6700億ドル(Coin Market Cap)と前日から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度上昇に転じて最高値に接近、主要取引所の出来高も増加に転じている(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると52.6%で推移している。

アスター(ASTAR)は2024年1月1日に19円を付けた後、一時26円まで上昇したが、利食い売りが広がり16円台まで下落した。その後は、買い戻しの動きが広がり29円まで上げ幅を広げ、本日は27円台で推移している。

1月25日には、東京都港区立産業振興センターにて「Astar2.0サミット」が開催された。Astar Networkファウンダーである渡辺 創太氏が登場し、Web3の未来に焦点を当てたイベントとして関心を集めた。Astar Networkは日本発のパブリックブロックチェーンである。Polychain、Crypto.com Capital、などの大手暗号資産ファンド、Ethereum及びPolkadotを創業したGavin Wood氏、などから資金を調達している。ガバナンストークンである「ASTR」は、大手仮想通貨取引所のBinance、OKEx、バイナンスUS、などに上場している。

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