2月9日のサンドボックスの動向、68円付近で推移

2024.02.09

2月9日11時時点のサンドボックス(SAND)の価格は68円付近で推移している。

前日8日の米国株式市場のダウ平均は48.97ドル高(+0.13%)と続伸。利食いにおされ下落に転じたが、企業の好決算を好感した買いや予想を下回った週次失業保険申請件数の結果を受けてソフトランディング期待が高まり、底堅く推移。ハイテク株が強く終盤にかけ、相場を一段と押し上げ、ダウは連日で過去最高値を更新し終了した。ナスダック総合指数も続伸、主要株価指数がそろって上昇した米株市場を横目に、日経平均はプラス圏で推移している。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆7200億ドル(Coin Market Cap)と前日から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は最高値を更新する一方で、主要取引所の出来高はいまだに低下傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると53.1%で推移している。

SANDは1月1日に84円を付けて以降、売り優勢の展開が続き70円を割り一時63円まで下落した。10日にビットコイン現物ETFが承認されて、ビットコインや主要アルトコインは大きく上昇したものの、SANDの上げ幅は限定的となった。その後も軟調な展開が続いて再度62円付近まで下落、直近はやや持ち直して68円で推移している。

The Sandboxは、クリエイターがEthereumブロックチェーン上でボクセルアセットやゲーム体験を共有してマネタイズすることができる。また、プレイヤーはNFT(非代替性トークン)とプラットフォームのユーティリティ・トークンであるSANDを使って、ゲーム体験を構築、所有、収益化することができる分散型のコミュニティ主導型ゲームエコシステムである。The Sandboxブロックチェーンゲームプラットフォームは、VoxEditor、Game Maker、Marketplaceの3つの統合製品で構成されており、これらを組み合わせることでプレイヤーなどはユーザー生成コンテンツ(UGC)を制作することができる。

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