12月21日のビットコインの動向、売り優勢の展開も下げ幅は限定的

2022.12.21

12月21日11時時点のビットコインの価格は2,200,000円水準(Zaif)で推移している。

前日20日の米株式市場のNYダウは92.20ドル高(+0.28%)と反発。サプライズとなった日銀の決定を受け、寄り付きは下落。プラス圏で推移する場面でも長期金利の上昇や主要中央銀行による金融引き締めが景気後退につながるとの懸念が相場の重石となり、上値が抑制された。株式相場が年末にかけて上昇する「サンタクロース・ラリー」への期待も薄れている。方向感に欠ける展開となる中、ナスダックは小反発。

暗号資産市場全体の時価総額は8,110億ドル(Coin Market Cap)と15日の8800憶ドルからやや減少している。FTXの破綻以降、暗号資産価格が低迷しており、「暗号資産の冬」が到来している。このような状況下で、FTXのサム・バンクマン=フリード(SBF)前CEOは19日に詐欺容疑で米国に身柄を引き渡されることに同意した、とロイターなどが報じている。

本日のビットコインは、220万円台で推移している。前日に日銀が金融政策決定会合で長期金利の許容変動幅を従来のプラスマイナス0.25%程度からプラスマイナス0.50%程度に拡大すると決定し、長期金利が一時0.460%まで急伸。これを嫌気して、東京市場の株価指数は急落、円高が進んでビットコインも連れ安となった。本日も、日銀の大規模緩和修正のネガティブサプライズは引き続き個人投資家心理を悪化させている。ただ、ビットコインの下げ幅は限定的で、動意の乏しい展開が続いている。

※チャートはBTC/JPYの日足、25日MA、50日MA、100日MA

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