1月4日のビットコインの動向、ハッシュレート回復

2023.01.04

1月4日13時時点のビットコインの価格は2,200,000円水準(Zaif)で推移している。

12月30日、1月3日の米株式市場でダウ平均は73.55ドル安、10.88ドル安と続落。昨年末はポジション調整に伴う手仕舞い売りが優勢となった。年明けは中国での新型コロナ感染ピークアウトによる経済再開期待から上昇スタートも、国際通貨基金(IMF)の専務理事が本年の世界経済が昨年よりもさらに厳しいものになると警告したことが投資家心理を悪化させ、下落に転じた。一方、長期金利の低下や新年度入りに伴う新規投資の買いが下支えし、終盤にかけては下げ幅を縮小。ナスダック総合指数は-0.11%、-0.75%と続落した。

暗号資産市場全体の時価総額は8,184億ドル(Coin Market Cap)。Blockchain.comでは、ビットコインのハッシュレート(採掘速度)が12月30日以降急上昇している。ただ、ビットコインのヒストリカル・ボラティリティ・インデックスは昨年末とほとんど変わらすの低水準で推移。昨年11月以降の大手暗号資産交換業者FTX、レンディングサービス会社ブロックファイなどの破綻を受けて、暗号資産市場参加者は激減している。

本日のビットコインは、220万円台(Zaif)で推移。本日は、始値217円台でスタートした後、買い優勢の展開が続いて陽線を形成している。ただ、Zaifでの出来高は引き続き低調で上げ幅は限定的となっている。引き続き世界経済の景気後退に対する警戒感が相場の上値を抑えており、スマートフォン大手のアップルや電気自動車のテスラの株価が大幅に下落していることも投資家心理を悪化させている。今晩の米国市場では、12月ISM製造業景気指数のほか、米労働省による雇用動態調査(JOLTS)や米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(12月開催分)の公表が予定されている。米国経済の景気動向と米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策の詳細を確認する重要な手掛かりとされており、注目度は高い。

※チャートはBTC/JPYの日足、25日MA、50日MA、100日MA

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