6月27日のカイカコインの動向、戻り鈍く6円台前半で推移

2023.06.27

6月27日13時時点のカイカコイン(CICC)の価格は6.4円水準(Zaif)で推移している。

週明け26日の米国株式市場のダウ平均は12.72ドル安(-0.04%)と小幅に続落。民間軍事会社ワグネルによる反乱は短期で収束し、プーチン露政権を覆すことはなかったものの地政学リスクの上昇を警戒した売りが先行。また、四半期末に向けた持ち高調整に絡んだ売買などが交錯するなかハイテク株の利食い売りが重しとなった。ナスダック総合指数は大幅に下落、主要株価指数がそろって下落した米株市場を受けて、今日の東京株式市場は売りが先行した。米主要3指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、引き続き、6月末にかけての年金基金のリバランスに伴う売りなどが警戒された。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆1735億ドル(Coin Market Cap)と前日から横ばいで推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は下げが一服している一方で、主要取引所の出来高は急増している(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると51.7%まで上昇している。

2023年1月から横ばい推移を継続してきたCICCは、2月に入って下げ幅を広げた。3月は7円台でもみ合う展開となったが、4月から再度じりじりと下げ幅を広げて軟調な展開に。4月26日には年初来安値6円をつけており、5月半ばまで底値圏で推移した。ただ、5月16日を境に反転の兆しを見せて一時7.4円まで回復、6月初めまでは7円付近で推移。SECの規制強化報道による主要アルトコインが急落したことを受けて連れ安となり6.0円まで下落、その後は軟調もみ合い展開となった。直近ではやや買い優勢の展開となていたが、本日は6.5円からスタート後売り手優位の状況となっている。

カイカコイン(CICC)は、株式会社CAICA DIGITALが発行しており、株式会社カイカエクスチェンジの運営する暗号資産交換所Zaifの取引所コインとなっている。国内ではZaifのみ取引でき、海外では複数の海外の暗号資産交換所で取引されている。Zaifでは新たにディープコイン(DEP)の取扱いを6月7日から開始。また、カイカコイン(CICC)保有者への暗号資産エアドロップ第4弾としてXEMを配布すると発表している。最大7,000円相当のXEMを7月中旬に配布予定となっている。今後もカイカコインを長期で保有しているユーザーへのエアドロップを予定しているようだ。

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