7月7日のカイカコインの動向、ゲームコインとしてのユーティリティを実装予定

2023.07.07

7月7日11時時点のカイカコイン(CICC)の価格は7.4円水準(Zaif)で推移している。

前日6日の米国株式市場のダウ平均は366.38ドル安(-1.07%)と続落。民間部門のADP雇用統計が1年超ぶりの大幅な伸びとなり、雇用加熱による利上げ再開を警戒した売りが先行した。ISMサービス業景況指数も予想を上回る強い結果で、10年債利回りが4%を超えるなか終日軟調に推移した。ナスダック総合指数も続落、主要株価指数がそろって下落した米株市場を横目に、日経平均は280.30円安の33058.40円と3日続落して取引を開始した。その後はマイナス圏での軟調推移となった。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆1688億ドル(Coin Market Cap)と前日からやや減少している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は上昇に転じる一方で、主要取引所の出来高は右肩下がりで推移している(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると51.6%で推移している。

2023年1月から横ばい推移を継続してきたCICCは、2月に入って下げ幅を広げた。3月はもみ合う展開となったが4月から再度じりじりと下げ幅を広げて軟調な展開に。5月半ばまで底値圏で推移しており、その後は軟調もみ合い展開となった。6月22日に年初来安値5.9円を付けた後やや買い優勢の展開となっており、28日にはCAICA DIGITALが「カイカコインの新たなビジョン」を発表して急動意、8円台まで回復した。7月に入って利食い売りが優勢となるも、直近は7.5円台付近で推移している。

カイカコイン(CICC)は、株式会社CAICA DIGITALが発行しており、株式会社カイカエクスチェンジの運営する暗号資産交換所Zaifの取引所コインとなっている。カイカコイン(CICC)保有者への暗号資産エアドロップ第4弾としてXEMを配布すると発表している。最大7,000円相当のXEMを7月中旬に配布予定となっている。また、新たなビジョンとして、ブロックチェーンにおけるゲームコインを目指すことを決定したようだ。カイカコインがゲームコインとしてのユーティリティを実装することで、GameFi 分野におけるサービス提供を支援するなど、カイカコインの価値向上を進めるとともに、Web3 の発展に貢献していく。2023年10月末までにライトペーパーを発表するという。

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