DeFiプラットフォームExponential、シードラウンドで1,400万ドル調達

2022.10.04

DeFi(分散型金融)プラットフォームExponentialは3日、シードラウンドで1,400万ドルを調達したことを発表した。

今回の資金調達ラウンドは、暗号資産に特化した投資会社Paradigmが主導し、FTX Ventures、Haun Ventures、Circle Ventures、Solana VenturesやPolygonなどのほか、コインベースの元CEO Balaji Srinivasan氏を含む80名以上のエンジェル投資家も参加したという。

Exponentialプラットフォームは、DeFiのリスク評価や投資先の比較などを支援するツールとなっている。基礎となるプロトコル、資産、ブロックチェーンにおける潜在的なリスクを評価してユーザーが最善の行動を取れるように、同プラットフォームはDeFiのために機関投資家レベルのリスク評価システム「rate my wallet」を構築したようだ。ユーザーは主要なチェーンやプロトコルにまたがる利回り機会を見つけ、比較することができる。今後は、ユーザーが同プラットフォームを通じてDeFiプロジェクトに直接投資できる機能を開始する予定。

Exponentialは、消費者向け製品など多様な専門知識を持つアマゾンとウーバーの元ベテラン社員が設立した。ベータ版アプリは、100以上のプロトコルやアセット、20種類のブロックチェーンに対応することを検討している。

Exponentialの共同設立者Driss Benamour氏などは「DeFiは、誰もが貸し手やマーケットメーカーになって高利回りの機会にアクセスできるようなった。ただ、DeFiでの投資において安全なプロジェクトを見つけ、取引を行い、資金をブロックチェーン間で移動させ、パフォーマンスを追跡することは難易度が高い。」と述べている。リスクが評価される前にプロジェクトが人気になるケースもあるため、DeFi投資におけるリスク評価は極めて重要なことであると挙げている。過去4年間で投資家はプロジェクトの脆弱性のために600億ドル以上の資金を失い、現在も30億ドル以上の資金がリスクの高いプロジェクトに投資されていることが確認されているという。

====

※当サイトにおいてお客様に提供されるニュース、データ及びその他の情報(以下、当情報)は、一般的な情報提供を目的に作成されたものであり、暗号資産取引の推奨やアドバイス、勧誘を目的としたものではありません。暗号資産取引に関する意思決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。

※当情報を掲載しているページから、当情報を作成している法人(以下、当情報作成者)が運営するサイトに遷移します。

※当情報は、暗号資産に関する専門知識を有する当情報作成者が収集・作成していますが、その正確性や完全性について、当情報作成者及び当社が保証するものではありません。当情報の利用によって生じうるいかなる損害について、本情報作成者及び当社は一切の責任を負いません。

※当情報は、予告なしに内容が変更または廃止されることがあり、また当情報作成者及び当社は更新する義務を負いません。

※当情報は、お客様の利便性を目的として当情報作成者のサイト以外の外部サイトへのリンク(参照先URL等を含み、以下「外部サイト」)を表示する場合があります。お客様が当情報に基づいた行動について、当情報作成者及び当社は一切の責任を負いません。お客様が外部サイトの利用を行う際は、当該外部サイトが定める各規約に従ってください。

※当情報作成者によって提供されたいかなる見解または意見は、当情報作成者自身のその時点における見解や分析であって、当社の見解・分析ではありません。

※当情報の著作権は当情報作成者その他の権利者に帰属しますので、無断での当情報の転載・複製を固く禁じます。

商号      :株式会社カイカエクスチェンジ

登録番号         :近畿財務局長 第00001号(暗号資産交換業)

        :近畿財務局長(金商)第422号(第一種金融商品取引業)

加入協会    :一般社団法人日本暗号資産取引業協会

======

筆者一覧

 
人気の記事

最近の記事

SNSでシェアする

タグ一覧

ピックアップ