7月1日のビットコインの動向、過度な警戒感はやや後退か

2022.07.01

7月1日11時00分時点のビットコインの価格は2,750,000円水準(Zaif)で推移している。19日の年初来安値2,401,430円(Zaif)をつけた後は下げ止まっているが、心理的な水準とみられる3,000,000円を前に反発は一服。6月下旬以降、出来高も減少しており参加者は少ない様子だ。

ただ、昨日ドルベースで2万ドルを割り込むなどネガティブな動きがあったものの、現在、昨日の下げ分を戻している動きはポジティブに捉えたい。暗号資産融資会社セルシウス・ネットワークが破綻懸念に陥っているなど暗号資産市場の信用収縮に対する懸念は払拭されていないが、日が経つにつれて過度な警戒感は徐々に和らいでいるもよう。

根本的には、暗号資産市場の信用収縮が改善されないと、新規資金を巻き込んだ明確なトレンドは出ないと想定する。一方、昨日の動きを見る限りでは、6月につけた年初来安値2,401,430円(Zaif)水準を意識した下げの可能性はやや低くなったと考える。

※チャートはBTC/JPYの日足

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