1月29日のカイカコインは3.9円付近で推移

2024.01.29

1月29日9時時点のカイカコイン(CICC)の価格は3.9円付近で推移している。

前週末26日の米国株式市場のダウ平均は60.30ドル高(+0.16%)と続伸。23年12月PCEコア指数がインフレの鈍化を示し、投資家心理を支えた一方、利益確定の売りや長期金利の上昇などが重石となった。前日引け後に発表した決算が失望されたインテルが大幅安となり、半導体株を中心にハイテク株の一部が連れ安となった。ナスダック指数は7日ぶりに下落、まちまちとなった米株市場を横目に、日経平均は軟調に推移している。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆6100億ドル(Coin Market Cap)と前週末から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度上昇に転じて最高値に接近、主要取引所の出来高も増加に転じている(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると52.4%で推移している。

カイカコインは、1月1日に4.5円を付けて以降、軟調な展開となっている。新たな材料に乏しい中、ビットコインや主要アルトコインの上昇に連れ高とはならず、じりじりと下げ幅を広げた。直近は4円を下回っており、本日は3.9円で推移している。

カイカコイン(CICC)は、株式会社CAICA DIGITAL(東証スタンダード:証券コード2315)が2016年に発行した暗号資産である。2021年12月には国内暗号資産交換所Zaifでの利活用を盛り込んだホワイトペーパーを公開するなど、価値向上に向けての取り組みが継続的に実施されている。新たなビジョン「ブロックチェーンにおけるゲームコインに!」を掲げたライトペーパーを2023年9月に発表して以降、活動が特に活発化している。

過去には、カイカコイン保有者へのエアドロップ(様々な暗号資産のプレゼント)や、高金利を付与するレンディングなども実施。価値向上に向けた施策が継続的に実施されてきた。また、カイカコイン(CICC)について説明するWebサイトが2023年末にリニューアルされている。上場企業が発行、運営する希少な暗号資産として、今後も様々な施策が発表される可能性にも期待したい。

筆者一覧

 
人気の記事

最近の記事

SNSでシェアする

タグ一覧

ピックアップ