10月3日のサンドボックスの動向、45円台に浮上
2023.10.03
10月3日10時時点のサンドボックス(SAND)の価格は45円台で推移している。
週明け2日の米国株式市場のダウ平均は74.15ドル安(-0.22%)と続落。追加利上げ観測が根強く長期金利上昇が警戒された。9月ISM製造業景況指数や製造業PMI改定値が予想を上回ったほか、連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事が複数回の利上げの必要性に言及するなどFRB高官がタカ派姿勢を維持したため金利が一段と上昇し、ダウは売りが加速した。一方、ナスダックは押し目買いが目立ち終日堅調に推移。まちまちとなった米株市場を横目に、本日の日経平均は下落スタートとなった。その後はマイナス圏で推移している。
暗号資産市場全体の時価総額は1兆1048億ドル(Coin Market Cap)と前日からやや減少している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は右肩上がりで推移する一方で、主要取引所の出来高は減少傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると50.3%で推移している。
SANDは、暗号資産市場の盛り上がりに連れて2月8日に123円まで上昇した。ただ、2月中旬以降は売り優勢の展開となり右肩下がりに推移。6月に米証券取引委員会(SEC)の規制発言を受けて暗号資産市場全体が軟調に推移すると、SANDも一時48円まで急落した。その後は買い戻しが広がり65円台まで回復したが、買いは続かず8月に入り再度売り優勢の展開となり50円を割る展開に。9月には一時40円まで下落しており、直近では45円台でもみ合っている。本日は45円で冴えない値動きとなっている。
The Sandboxは、クリエイターがEthereumブロックチェーン上でボクセルアセットやゲーム体験を共有してマネタイズすることができ、プレイヤーはNFT(非代替性トークン)とプラットフォームのユーティリティ・トークンであるSANDを使って、ゲーム体験を構築、所有、収益化することができる分散型のコミュニティ主導型ゲームエコシステムである。The Sandboxブロックチェーンゲームプラットフォームは、VoxEditor、Game Maker、Marketplaceの3つの統合製品で構成されており、これらを組み合わせることで、プレイヤーなどはユーザー生成コンテンツ(UGC)を制作することができる。