12月19日のアスター動向、17円台まで急騰

2023.12.19

12月19日14時時点のアスター(Astar)の価格は17円付近で推移している。

週明け18日の米国株式市場のダウ平均は0.86ドル高(+0.002%)と小幅高。12月住宅市場指数の改善でソフトランディング観測が強まった。一部連邦準備制度理事会(FRB)関係者が市場の早期利下げ観測に懐疑的見方を表明したものの、金利先安感が根強くハイテクが相場を支えたほか、年末にかけたサンタクロースラリーを期待した買いに終日堅調に推移。ナスダック総合指数も続伸、主要株価指数がそろって上昇した米株市場を横目に、日経平均はもみ合う展開に。後場からは上げ幅を広げる展開となっている。日銀は「大規模緩和の現状維持」を発表した。為替市場では、ドル・円が143円台まで円安ドル高が進行しており、225先物は33000円台を回復している。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆6100億ドル(Coin Market Cap)と前日から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度上昇に転じる一方で、主要取引所の出来高は増加基調にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると53.5%で推移している。

アスター(ASTAR)は2023年に入って暗号資産相場の盛り上がりとともに2月には高値15円まで急騰した。ただ、6月に入ってSECのPoSコインに対する規制発言を受けて一時4.8円台まで急落。その後は、買い戻しが優勢となり、8月後半には一時9.9円まで上げ幅を広げた。9月以降は利食い売りが優勢となったものの、ビットコインや主要アルトコインの上昇に連れ高となり13円まで回復した。直近は8円台後半まで値を下げたものの、12月に入って再度じりじりと上げ幅を広げ、前日には17円まで急騰した。韓国最大手暗号資産(仮想通貨)取引所Upbitが韓国ウォンとASTRのペアの上場を発表したタイミングで価格が上昇したようだ。アスターネットワークのファウンダーである渡辺創太氏は今後、韓国の市場にもより注力していくと述べた。

Astar Networkは日本発のパブリックブロックチェーンである。開発を主導するステイクテクノロジーズは9月、イーサリアムのレイヤー2となる「Astar zkEVM Powered by Polygon」の提供予定を発表した。「Astar zkEVM」提供にあたり、ポリゴンラボと協業し、ゼロ知識証明を活用した「Polygon CDK」によって開発されるようだ。そのほか、Polychain、Crypto.com Capital、などの大手暗号資産ファンド、Ethereum及びPolkadotを創業したGavin Wood氏、などから資金を調達している。ガバナンストークンである「ASTR」は、大手仮想通貨取引所のBinance、OKEx、バイナンスUS、などに上場している。

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