12月19日のポルカドットの動向、一時1100円に到達して年初来高値更新
2023.12.19
12月19日14時時点のポルカドット(DOT)の価格は1000円台で推移している。
暗号資産市場全体の時価総額は1兆6100億ドル(Coin Market Cap)と前日から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度上昇に転じる一方で、主要取引所の出来高は増加基調にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると53.5%で推移している。
ポルカドット(DOT)は1月1日の始値567円から暗号資産市場の盛り上がりに連れて2月に高値1025円まで上昇した。ただ、3月中旬にかけて売り優勢の展開となり軟調推移し、6月に入ってSECのPoSコインに対する規制発言を受けて一時590円まで下落した。7月にかけて買い戻しが優勢となるも、買いは続かず10月には一時540円まで下落した。ただ、11月に入ってビットコインやアルトコインの上昇に連れ高となり890円まで回復、直近もさらに上げ幅を広げて一時1100円に到達して年初来高値を更新した。前日に900円台まで下落したものの、本日は買い戻しが広がり1000円台に復帰している。
ポルカドットは、Web3財団というスイスの財団が開発した。Web3財団の創設者の中には、イーサリアムの共同創設者ギャビン・ウッド氏も含まれており、その点からもポルカドットは多くの期待と注目を集めている。Polkadotは、パラチェーンと呼ばれる様々な相互接続されたアプリケーション固有のサブチェーンをサポートするよう設計されたブロックチェーンネットワークである。様々なブロックチェーン同士をつなぎ、相互運用できる分散型のWeb世界の実現を目指している。