7月10日のアスターの動向、5.9円台で推移

2023.07.10

7月10日15時時点のアスター(ASTAR)の価格は5.9円(Zaif)で推移している。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆1696億ドル(Coin Market Cap)と前週末から横ばいで推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は最高値水準まで上昇する一方で、主要取引所の出来高は右肩下がりで推移している(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると51.6%で推移している。

アスター(ASTAR)は2023年に入って暗号資産相場の盛り上がりとともに、1月の始値5円台から2月には高値15円まで急騰した。ただ、3月中旬にかけて右肩下がりに推移、3月11日に7円台で下げ渋った。4月半ばまで7円から9円のレンジ内でもみ合っていたが5月から再度軟調に推移した。6月に入って米証券取引委員会(SEC)がバイナンスとCEOのCZを提訴したことを受けて一時4.8円台まで急落。その後は、12日以降は買い戻しが優勢となっており6.5円まで回復した。ただ、買いは続かず7月に入って6円を割ると本日は5.9円でスタートした後軟調に推移している。

ASTARは、国内でこれまでビットバンクに上場していたが、3月22日よりGMOコインに上場した。Astar Networkは、マルチチェーン時代のスマートコントラクトハブとなるdAppsのプラットフォームであり日本発のパブリックブロックチェーンである。Polychainのほか、Crypto.com Capital、Alameda Research、などの大手暗号資産ファンド、Ethereum及びPolkadotを創業したGavin Wood氏、プロサッカー選手の本田圭佑氏、などから資金を調達している。ガバナンストークンである「ASTR」は、大手仮想通貨取引所のBinance、Huobi GlobalやGate.io、OKEx、バイナンスUS、などに上場している。

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