7月14日のコスモスの動向、買い戻し優勢で1370円台まで上昇

2023.07.14

7月14日10時時点のコスモス(ATOM)の価格は1370円水準(Zaif)で推移している。

前日13日の米国株式市場のダウ平均は47.71ドル高(+0.14%)と続伸。6月卸売物価指数(PPI)がインフレ改善を示す新たな証拠となり、金利ピークへの期待から買いが継続した。金利の低下やドル安が企業の収益改善につながるとの期待も強まり相場をさらに押し上げた。ナスダック総合指数は大幅続伸、主要株価指数がそろって上昇した米株市場を受けて、日経平均は162.12円高の32106.05円と反発して取引を開始した。買い一巡後は売りが広がりマイナス圏に転落している。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆2579億ドル(Coin Market Cap)と前日から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は最高値を更新した一方で、主要取引所の出来高は減少が一服している(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると50.1%に減少している。

2023年に入り、暗号資産市場の盛り上がりとともに2月初旬にかけてATOMも上げ幅を広げた。ただ、2月末から3月初週にかけて全体相場と同様に売り優勢の展開となり1300円まで値を下げた。その後は1300円台から1700円台の範囲内でもみ合う展開となった。6月に入り、米証券取引委員会(SEC)の規制動向を受けて、BNBやソラナ(SOL)、ポリゴン(MATIC)のほか、コスモス(ATOM)も有価証券に該当すると判断されて1000円台まで急落。その後は買い戻しが広がっているが、戻りは限定的となっている。

前日には、XRPが部分的判決によってデジタルトークンとしてのXRP自体は有価証券ではないと判断され、仮想通貨取引所での一般投資家への販売は有価証券に該当しないことが下された。これを受けて、証券性を懸念されていたアルトコインへの買い戻しが広がっており、ATOMも連れ高に。本日は1332円でスタートした後、1379円まで上昇している。

コスモスは、レイヤー1のブロックチェーンでネイティブトークン「ATOM」を持つPoS銘柄である。TCP/IPをモデルとした相互運用性プロトコルであるIBCを介して通信し、安全なデータと価値の移転を行うソブリンブロックチェーンのエコシステムである。2023年3月15日にLambdaアップグレードが完了した。ATOMステーカーはコンシューマーチェーンが生成したトークンや手数料の一部をステーキング報酬として享受することができるようになる。

筆者一覧

 
人気の記事

最近の記事

SNSでシェアする

タグ一覧

ピックアップ