9月15日のFC琉球コインの動向、0.31円台で推移

2023.09.15

9月15日9時時点のFC琉球コイン(FCR)の価格は0.31円台で推移している。

前日14日の米国株式市場のダウ平均は331.58ドル高(+0.96%)と反発。8月消費者物価指数(CPI)は予想を上回る伸びとなったが、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ軌道を大きく修正する内容ではないとの見方が優勢に。長期金利も低下に転じたためハイテク株が買われ、相場全体の上昇を後押しした。ナスダック総合指数も続伸、主要株価指数がそろって上昇した米株市場を横目に、本日の日経平均は上昇スタートとなった。その後は高値圏でのもみ合い展開が続いている。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆522億ドル(Coin Market Cap)と前日から横ばいで推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は上昇一服感が台頭しているほか、主要取引所の出来高も再度増加に転じている(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると50.1%に上昇している。

FC琉球コインは、暗号資産市場の盛り上がりに連れて2023年の1月中旬にかけて0.32円台まで上昇する動きを見せた。その後は長期間0.3円付近でもみ合う動きが続いた。ただ、8月14日に急動意、一時0.45円台まで上昇した。しかし、利食い売りが優勢となり0.30円台まで下落。直近は0.3円台前半で推移しており、本日は0.31円でスタートした後、小動きとなっている。

FC琉球コインは、沖縄初のJリーグ加盟サッカークラブ、FC琉球の運営会社が発行するERC-20トークンである。トークンパートナーとしての権利、選手やチームへの投げ銭、クラブ運営における投票への参加権などを用途として発行されている。2022年4月27日から5月18日の期間、GMOコインを通じてIEOを実施し、総発行量10億FCRの45%となる4.5億FCRを10億3950万円で販売して資金調達に成功した。募集価格は1FCRあたり2.2円で、募集1口あたり2,500FCR(5,500円)、最大申込口数は9,000口=2,250万FCR(4,950万円)であった。

※画像はGMOコインのチャートから引用

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