9月4日のコスモスの動向、1000円を割って900円で推移

2023.09.04

9月4日9時時点のコスモス(ATOM)の価格は990円台で推移している。

前週末1日の米国株式市場のダウ平均は115.80ドル高(+0.33%)と反発。8月雇用統計の結果が労働市場減速の証拠となり、追加利上げ観測が後退、買いが先行した。しかし、その後に発表されたISM製造業景況指数や建設支出が予想を上回り金利が上昇に転じると、特にハイテク株の売りが強まった。ナスダック総合指数は小幅に反落、まちまちとなった米株市場を横目に、本日の日経平均は上昇スタートとなった。ただ、その後は上値の重い展開となっている。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆437億ドル(Coin Market Cap)と前日から横ばいで推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度反転の動きを見せており、主要取引所の出来高も増加に転じている(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると49.3%で推移している。

2023年に入り、暗号資産市場の盛り上がりとともに2月初旬にかけてATOMも上げ幅を広げて一時2000円まで上昇した。ただ、5月末にかけてじりじりと下げ幅を広げ、6月に入って米証券取引委員会(SEC)の規制動向を受けて、BNBやポリゴン(MATIC)のほか、コスモス(ATOM)も有価証券に該当すると判断されて1000円台まで急落。その後は、XRPが部分的判決によって「デジタルトークンとしてのXRP自体は有価証券ではない」と判断されたことを受けて、アルトコインへの買い戻しが広がった。コスモスも1400円まで回復。しかし、7月以降再度売り優勢の展開が続いてじりじりと下げ幅を広げており、9月に入って1000円を割った。本日は997円でスタートした後、こう着感の強い動きとなっている。

コスモスは、レイヤー1のブロックチェーンでネイティブトークン「ATOM」を持つPoS銘柄である。TCP/IPをモデルとした相互運用性プロトコルであるIBCを介して通信し、安全なデータと価値の移転を行うソブリンブロックチェーンのエコシステムである。2023年3月15日にLambdaアップグレードが完了した。ATOMステーカーはコンシューマーチェーンが生成したトークンや手数料の一部をステーキング報酬として享受することができるようになる。

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