ソラナ財団ら、韓国Web3スタートアップに1億ドル拠出
2022.06.09
ソラナ・ベンチャーズ(Solana Ventures)とソラナ財団(Solana Foundation)は8日、韓国の暗号資産ビジネスを促進するために1億ドルを拠出すると発表した。
韓国のWeb3スタートアップに資本を投入するために1億ドルの投資・助成ファンドを設立したようで、韓国のゲームスタジオ、GameFi、NFT(非代替性トークン)、DeFi(分散型金融)に焦点を当てるという。先月のTerraエコシステムの崩壊からまだ動揺している開発者市場に参入し、韓国の暗号資産ゲーム開発部門を取り込むことを重点に置いている。ポリゴン(MATIC)、アバランチ(AVAX)、などの他のスマートコントラクトプラットフォームと韓国の暗号資産エンジニアの採用競争を行うようだ。
Solana Labsのゲーム担当ジェネラルマネージャーであるJohnny Lee氏は、「韓国のゲーム産業の大部分は、Web3に移行している」と述べたうえで、「プロジェクトの規模やチームの規模はさまざまなのでベンチャー企業規模の投資もあり得る。」と明らかにした。 ソラナのNFT取引とDeFiの利用は、ここ数カ月で増加傾向にある。分散型アプリ(Dapp)トラッカーのDappRadarによると、ソラナのトップNFTマーケットプレイス「Magic Eden」は、1日の取引者が約3.7万人、1日の取引量が約580万ドルとなっている。ソラナは今後、取引量において現在世界最大のNFTマーケットプレイスである「Open Sea」を超える予定を示している。
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